2022年上海輸入博覧会閉幕

2022年上海輸入博閉幕

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2022年11月5日～10日にかけて中国・上海にて開催された「中国国際輸入博覧会」は世界127ヵ国・地域から約2,900社が参加し、日系企業も他分野に分けて約300社程度が参加した模様。そもそも輸入博は外国企業の対中投資促進を目指す国家イベントで中国の大市場におけるチャンスを各国が共有するよう促進していくイベント。ゼロコロナ政策の下厳しいルールに基づいた開催ではありましたが、2020年、2021年に比べて来場者が少々戻ってきたような感じが見受けられ、来年以降弊社がもっとも最高の賑わいと思った2019年に戻ってくれるのではと期待する今回でした。

この入口を見ると今年も始まるな！って気がしますね。

化粧品メーカーが集まる美容館

資生堂ブース

花王ブース

KOSEブース

どのブースの写真を見ていてもお分かりのようにどこも入り口に向けて長蛇の列。その秘密はノベルティ（サンプル品）を配布。手順としては公式企業Wechatをフォローし、登録、登録完了後、ノベルティを貰い入場。ただこれだけではなく、中に入ると各メーカーの商品を使った体験、セミナー、各メーカーごとの色んな施策が目白押し、ちょっとしたテーマパークに来ているイメージがします

モーター関連

やはり展示会の王道。モーター系の展示ブース。自動車、バイク、マリン系も展示されています。4月のモーターショーは年初めの新商品をお披露目するところがテーマ。この輸入博では各メーカーの取り組み、企業文化などを訴求するメーカーが目立ちます。

トヨタ

ホンダブース

YAMAHAブース

Kawasakiブース

中国会社紹介、SDGｓ、企業文化などの紹介と商品展示がメインですが、どのブースにも来場者がたくさん来てました

精密機械系

キヤノン

EPSONブース

キヤノンでは何台ものカメラを使った撮影で３D映像で自分を360度撮影できる施策で注目をあつめ、EPSONはブース内に設置したミニサッカー場でロボットがサッカーの試合をしている。ところなどでお客の注目をあつめ、自社技術を使ったオリジナル訴求方法で人気を集めていました。

日本館

日本館では食品・日用品・医療のブースを展開。食品ブースではECコーナーとB2Bコーナーの2種類に分かれており、ECブースでは一般来場者が試飲、試食を楽しみ、欲しい商品をQRコードで読み込みネット購買するという流を体験。今後のEC顧客獲得体験を実施。米、日本酒、焼酎、お菓子、調味料など様々な商品を展開。企業ブースでは、新しい代理店との交渉や、取引先に対して新商品の紹介などを実施。日用品ブースでは化粧品、日用品などをメインに商品世界観がイメージできる建物に仕上げ、各商品にあったコーナーに分けた内装を施す事で商品イメージしやすいブース設計。こちらも体験を通じたECへの呼び込みを実施